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大脳のかたち



大脳は大きく前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉に分けることができます(下のカラー図参照)。

内側から見ると、脳梁という半円形の帯が見えます。これは左右の大脳半球をつないでいる

神経線維からできています(図1参照)。まん中に眼球から出て交叉する視神経交叉が見え、

その下には乳頭体が左右2つ見えます。ここは記憶に関係する組織です。その下には中脳の

断面が見えますが、前方には大脳脚という運動神経を脊髄に伝える神経路と、パーキンソン病と関係の

深い黒質という組織、その下には脊髄液を下に伝える中脳水道が見えます(図2参照)。

 下の図3は、CT検査やMRI(磁気共鳴画像法)で見ることのできる脳の横断面図です。大脳皮質からの

運動の命令は半卵円中心、内包を経て中脳の大脳脚、橋、延髄さらに脊髄へ伝わります。

 大脳の中心には大脳基底核と呼ばれる部分があります。尾状核は脳室に沿って前後に長い組織ですが、

ここが障害されるとハンチントン病を生じ、踊るような不随意運動が起こります。

 被殻は内包の外側にあり、やはりからだの自動的な運動をつかさどっています。視床はすべての

感覚が一度はここに集まり、さらに大脳皮質の感覚領へと情報を送り出します。

 脊髄は8つの頸髄、12の胸髄、5つの腰髄、5つの仙髄、1つの尾髄からなっています。

ここを上下に運動神経、感覚神経の情報が流れるだけではなく、それぞれの高さには神経細胞があって、

筋肉の運動、自律神経機能をコントロールしています。
図解
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