| 心臓について | ||
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| 狭心症と心筋梗塞の原因と種類 | ||
心臓は、人が生きていくために不可欠な血液循環を担う臓器です。私たちが生を受けてから 活動をはじめ一生を通じて、休むことなく働き続けます。 しかし心臓を長期にわたり、酷使すると心不全に陥ってしまいます、原因で最も多いのは「虚血性心疾患」です。 虚血性心疾患には「狭心症」「心筋梗塞」があります。 冠動脈の内腔が狭くなり、心筋に充分な血液を供給できなくなると心筋のエネルギー不足に陥り、 ポンプとして正常な機能を果たせなくなります。 すると胸が痛くなったり、胸が締め付けられたり、動悸がしたり、呼吸困難になったりします。 これが狭心症です。
昨日まで元気だった人が突然倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった・・・ そんな突然死の話を聞いたことはありませんか。 これが心臓病の怖さなのです。 突然死とは「初発症状から24時間以内の死亡」のことを指します。 日本では年間10万人以上が突然死しています。突然死の原因には脳血管疾患や気管支喘息 などがありますが、全体の6割以上が心臓のトラブルによるものなのです。 この心臓性突然死の原因で最も多いのは急性の心筋梗塞です。その他にも狭心症や心臓弁膜症、 心筋症などがありますが、これらの病気が心臓を停止させる直接の原因は大部分が 心室細動というタイプの不整脈(不整脈とは規則的な心臓の拍動リズムが乱れること)です。 |
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| 心臓や血管の病気になりやすい人 | ||
| タバコを吸う人 | ||
心臓や血管の病気になりやすい人は喫煙者とカロリーの摂取が多い人です。 タバコは動脈硬化が進みやすいだけでなく、血栓(血のかたまり)を作りやすくなります。 冠動脈が動脈硬化で狭くなれば、血液の流れが悪くなり、狭心症を起こすことになります。 さらに狭くなった血管に血栓が詰まると血流がストップして心筋梗塞を起こします。 心臓病に対するタバコの害は若い人ほど明確に現れるという報告もあります。 20〜30代で心臓病を発症した人のほとんどが喫煙者だったそうです。 タバコにはさまざまな有害物質が含まれていますが、中でも心臓病と関係が深いのがニコチンと一酸化炭素です。 ニコチンには血圧や脈拍を上昇させる作用があり、心臓に大きな負担をかけます。また血管にも強い圧力をかけるため血管壁が傷つき、動脈硬化が促進されます。 さらにニコチンは血液を固まりやすくするため血栓が出来やすくなります。 一酸化炭素は動脈の壁を痛め、コレステロールを沈着させやすくします。 さらに血液中のヘモグロビンと結びつき、酸素の運動能力を低下させるため、心臓に負担がかかり、心筋への酸素供給も不足してしまいます。 そのためタバコは百害あって一利なしです。 |
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| 肥満の人 | ||
肥満とは皮下や内臓に余分な脂肪が蓄積した状態をいいます。 なかでも動脈硬化を促進させるのは、内臓のまわりについた脂肪の多い人 、通称メタボ(メタボリック症候群)です。 中年になってから太ってきた人、特にお腹にたっぷり肉がついて、りんごのような体型になっている方は要注意です。 内臓脂肪の多い人は糖尿病や高脂結症などあらゆる生活習慣病になりやすく、危険因子を二重、三重に背負うことになります。 太っていると、その分、心臓はたくさんの血液を送らなくてはならないので、血圧が上昇し、血管や心臓に負担がかかります。 一方、内臓脂肪は皮下脂肪よりも代謝が活発で、分解もされやすいといわれています。食事療法と運動療法を徹底すれば内臓脂肪は2週間ほどで減っていきます。 内臓脂肪が少なくなれば動脈硬化だけでなく、高脂結症や脂肪肝なども改善していきます。 |
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| 運動不足の人 | ||
慢性的な運動不足の人は、体の筋力が落ちてくるだけではなく、心臓のポンプ機能も弱ってきます。 そのため心肺機能も低下し、ちょっと動いただけでも息切れがして疲れやすくなります。 さらに運動しない人は肥満や糖尿病、高血圧、高脂血症などにもなりやすく、動脈硬化が一層早く進行します。 心臓を鍛え、動脈硬化を予防するためには、適度な運動を習慣つけることが大切です。 運動を続けていると、同じ運動でも日に日に楽に出来るようになります。 これは体の筋力が強化されているとともに、血液の循環も効率よく行われるようになるため、心臓の負担が軽くなるからです。 運動をすると血管が開いて血圧も下がり、脂肪が燃焼されるので、コレステロールが低下して、肥満も解消されます。 ただしこれまでまったく運動をしてこなかった人が激しい運動をすると、逆に心臓に負担がかかり、狭心症などの発作を起こす可能性があります。 そのため軽めのウォーキングなどからスタートして、自分の体にあった適度な運動を心がけましょう。 |
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| 高血圧の人 | ||
高血圧は動脈硬化の危険因子の中でも最もリスクの高い因子といえます。 血圧が高いというだけでは症状がほとんどないことから、高血圧を軽く考え、治療を怠る人が多くいます。 (ちなみに理想の血圧は120・80です) 血圧が高いと血管壁にも強い圧力がかかるため、血管壁が傷つきやすくなり、動脈硬化が早く進みます。 高血圧のひとはそうでない人と比べて、動脈硬化の進み方が10〜15年も早いといわれています。 最高血圧が180mmhg以上になると、虚血性心疾患で死亡する危険が正常血圧の人の3倍に最低血圧が110mmhg以上になると約5倍になることがわかっています。 検査で高血圧と診断されれば、すぐに対処するように心がけましょう。 |
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| 高脂血症の人 | ||
高脂血症とは血液中の脂肪が多すぎる状態を言います。 血液中にたまる脂肪には中性脂肪とコレステロールがあり、動脈硬化の危険因子として特に重要なのはコレステロールです。 ただ、コレステロールというとすべてが悪者のように思われがちですが、実はコレステロールには2つの種類があります。 1つは体にプラスの働きをするHDLコレステロール(善玉コレステロール)とマイナスの働きをするLDLコレステロール(悪玉コレステロール)です。 悪玉コレステロールは血管壁にたまって動脈硬化を促進します、一方善玉コレステロールは血管にたまった余分な悪玉を回収する働きをします。 |
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| 糖尿病の人 | ||
糖尿病とはすい臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きが悪くなって起こる病気です。 インスリンが不足すると、体内の糖分がうまく処理されなくなり、血液中の糖分(血糖)の値が以上に高い状態が続きます。 糖尿病はよく合併症のデパートといわれます。これは余分な血糖が体の重要な構成成分であるたんぱく質と結合し抹消の神経や血管を痛めつけるためです。 糖尿病の合併症では「糖尿病性腎症」「糖尿病性網膜症」「糖尿病性末梢神経障害」よく知られてますが、これらは細い動脈に動脈硬化が起こることが主な原因と考えられています。 また糖尿病の患者さんは高血圧や高脂血症、肥満などを合併しやすく、これらがさらに動脈硬化を進めることになります。 糖尿病が進行すると、やたらとのどがかわき、尿の回数が増え、手足がしびれ、視力が落ち、やせてくるなどの症状が起こります。 しかしこれらの症状が現れるには病気の進行がかなり進んで現れますので、早期に発見するためにも定期的に健康診断を受けるようにしましょう。 |
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| ストレスを長期間抱えてる人 | ||
ストレスが動脈硬化を促進するのは自律神経と深い関係があります。 ストレスが加わるとその情報が視床下部に伝わり交感神経が働きます。その結果心拍数や血圧が上がりますが、ストレスが大きく、しかもなかなか解消できないと交感神経の働きが過剰になってしまうのです。 ストレス状態が長く続くと、心臓や血管には大きな負担がかかり、やがて血管は痛みはじめます。 さらにストレスの刺激は血液中のコレステロールなども増加させるため動脈硬化が進み、狭心症や心筋梗塞を起こしやすくなるのです。 ストレスは上手に解消することが心臓を守るコツといえます。 |
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